営業・サービス拠点

導入事例

加熱殺菌後の急速冷却にノンフロン冷媒ターボ冷凍機を使用

雪印メグミルク株式会社 様

雪印メグミルク様

Products Used: Chillers,

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会社概要

  • 設 立:  2009年10月1日
  • 本 店:北海道札幌市東区 苗穂町6丁目1番1号(登記上本店)
  • 本 社:東京都新宿区四谷本塩町  5番1号
  • 磯分内工場:  北海道川上郡標茶町字熊牛原野15線東1-3
  • 資本金:  419.7億円(2018年3月末現在)
  • URL :   https://www.meg-snow.com/

雪印メグミルクグループは、コーポレートスローガン「未来は、ミルクの中にある。」のもと、消費者の皆さまに安全で安心していただける牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなどをお届けするとともに、“乳”の新たな価値を創造すべく積極的に取り組んでおります。また、事業を通じて社会課題を解決することで持続可能な社会を実現するとともに、企業の長期的成長にも繋がる新しいCSRを推進します。

 

ダイナテック株式会社

冷凍・空調 クリーンルーム設備に関する最先端のソリューションをご提案する会社。

  • 設 立:  平成2年10月24日
  • 本 社:  〒104-0031 東京都中央区京橋1-17-4 松永ビル5階
  • 資本金:  4,500万円
  • URL :   https://www.dynatech.co.jp/

 

背景

雪印メグミルク様は、乳製品を中心とする日本国内におけるトップカンパニーとして、環境負荷低減の取り組みを推進し、社会的責任を果たす、独自の厳しい基準を設定し企業活動を行っています。

日本全国に工場を展開しており、多くの工場でチラー、ターボ冷凍機を運用しています。

 

課題|ノンフロン化とブライン対応

現在使用中の冷凍機は、CFC、HCFC、HFCの旧冷媒でした。環境負荷低減の取り組みの内、トレインのR-514A(HFO:ハイドロフルオロオレフィン)を採用するノンフロン冷凍機が候補にあがりました。一般的に牛乳は、数秒間で130℃に加熱し殺菌しますが、その後は品質が劣化しないように急速に冷却する必要があります。そのため、マイナス温度帯(ブライン)で運用可能な効率の良いトレインのターボ冷凍機をご採用いただきました。

 

制御

雪印メグミルク様は、ターボ冷凍機1台:スクリュー冷凍機5台の割合で機器を導入し、負荷量に応じた最適制御を採用されています。

今回は、ターボ冷凍機の最適な運用ノウハウのあるトレインも台数制御や変流量制御などで最適化の一部に参加いたしました。

 

今後トレインに期待されていること

全ての冷媒を可能な限り環境負荷の少ないものに転換することを目標とされている雪印メグミルク様。今回の構成のように、ターボ冷凍機とスクリュー冷凍機を併用されるシステムで、ターボ冷凍機のノンフロン化は目標達成しました。今後はスクリュー冷凍機のノンフロン化もご希望です。世界の空調業界のトップランナーであるトレインは、今後もお客さまのご要望、環境への貢献ができるよう、開発提案を行って参ります。

 

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システム概要

今回の最適制御の構成については、本工事の設備工事施工会社であるダイナテック株式会社様を中心に構成されました。構成の中で最も重要であるターボ冷凍機と他社製チラーの台数制御をトレインが担い、心臓部のPLCと協業しシステムの最適化に貢献致しました。

全体制御も担えるトレイン製 Tracer SC+は、様々な現場の要求に合わせて柔軟に構成できることから、今回ご採用いただきました。

実運用で構成をブラッシュアップし更に最適な運転ができるよう設定変更も可能です。

 


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R-514A採用超低GWPターボ冷凍機

製品名
仕様
  • 900 kW(256 USRt)
  • インバータ機
  • 3段圧縮
  • ブライン  –3℃/0℃
  • 冷却水  32℃/36.5℃
冷媒
  • R-514A
  • ノンフロン扱い製品
  • 超低GWP(<2)
  • 低圧ガス
  • 不燃性